2018年秋冬モデル発表!
最軽量構成時の重量が698g~とさらに軽くなった2018年秋冬の最新モデルが発表されました。実機レビューを公開しているので、ぜひご覧ください。
富士通 LIFEBOOK WU2/C3[LIFEBOOK UH] レビュー
富士通のLIFEBOOK(ライフブック) WU2/C2は、非常に軽いモバイルノートパソコンです。重量は790g(最軽量時)で、片手でも楽々と持ち上げられるほど。実際に手にしたら、あまりの軽さにきっとビックリすることでしょう。

13.3型としては世界最軽量クラスのモバイルノートパソコン
軽くても、性能や使いやすさに妥協はありません。第8世代のクアッドコアCPUや最大20GBのメモリーを搭載できるなど、高いスペックが魅力です。またキーボードが使いやすい上に端子類も豊富で、ビジネスシーンでも大いに活用できます。

本体は非常に軽く、指先で持ち上げられるほど!
LIFEBOOK WU2/C2のポイント
ここがイイ! | ここが残念 |
---|---|
今回は筆者が自腹で購入した実機を使って、LIFEBOOK WU2/C2の本体デザインや使い勝手、実際の性能などをレビューします。
この記事の目次

LIFEBOOK WU2/C2について
この記事の検証では前モデルのLIFEBOOK WU2/B3を使用していますが、現在販売中の新モデルLIFEBOOK WU2/C2でもパーツ構成は変わらないため、新モデル向けの記事として公開しています。新旧モデルの違いについては以下の記事でご確認ください。
- 富士通 LIFEBOOK WU2/C2 と LIFEBOOK WU2/B3 の違いについて
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LIFEBOOK WU2/C2のスペック
LIFEBOOK WU2/C2は、CPUの種類やメモリー容量などを自分で選択できます。選択可能なパーツの種類と主な仕様は、以下の表のとおりです。
OS | Windows 10 Home/Pro |
---|---|
CPU | Core i3-7130U / Core i5-8250U / Core i7-8550U |
メモリー | 4 / 8 / 12 / 20GB |
ストレージ | 128GB / 256GB SSD(SATA)または 512GB SSD(PCIe) |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620(Core i5/i7) / Intel HD Graphics 620(Core i3) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3型、1920×1080ドット、非光沢、タッチ非対応 または タッチ対応 |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、1000BASE-T対応有線LAN |
インターフェース | USB3.0(Type-A)×2、USB3.1 Gen1(Type-C)×1、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力 |
セキュリティ機能 | 指紋センサー(スライド式)、セキュリティースロット(盗難防止用ロック取り付け穴)、TPM 2.0 |
カメラ | 92万画素 |
サイズ | 幅309×奥行き212.5×高さ15.5mm |
重量とバッテリー駆動時間は、パーツ構成によって異なります。20GBメモリーや512GB SSD、タッチ対応ディスプレイでは、50Whバッテリーを選ぶ必要がある点に注意してください。
LIFEBOOK WU2/C2の重量とバッテリー駆動時間
タッチ | 対応 | 非対応 | |
---|---|---|---|
バッテリー容量 | 50Wh | 25Wh | 50Wh |
重量 | 935g | 790g | 935g |
駆動時間 | 約13時間 | 約8.3時間 | 約13時間 |
LIFEBOOK WU2/C2のカスタマイズ例
価格は、パーツ構成によって大きく変わります。大まかな目安としてカスタマイズ例をまとめましたので、参考にしてください。
カスタマイズ例(2018年7月末時点、シークレットクーポン利用時)
最安構成 | |
---|---|
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税込み10万5287円 |
Core i5 軽量構成 | |
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税込み13万5123円 |
Core i7 オフィス付き構成 | |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
税込み16万5191円 |
Core i7最強構成 | |
![]() ![]() ![]() ![]() |
税込み18万3536円 |
注文時に「電話サポート」の「ミニマムサポート」を選ぶと1年間無料の電話サポートが初回から有料になる代わりに、上記の価格からさらに5000円が割り引かれます。電話サポートが不要なら、価格を安くできるのでお得です。

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軽さと本体デザインについて
13.3型としては驚異的な軽さ
LIFEBOOK WU2/C2の重量はパーツ構成によって異なりますが、最軽量時ならなんと790g。13.3型のモバイル向けモデルでは1.0~1.3kgが標準であることを考えると、驚くべき軽さです。

重量は25Whバッテリー搭載時で実測775g。公称値は平均値であるため、実際には重さが異なる場合があります

電源アダプター込みでも988gと非常に軽量です

あまりにも軽量なので、開いた状態でも指で持ち上げられるほどです ※この状態は本体に強いねじれが生じるので、あまりおすすめしません
LIFEBOOK WU2/C2の重量
タッチ | 対応モデル | 非対応モデル | |
---|---|---|---|
バッテリー容量 | 50Wh選択時 | 25Wh選択時 | 50Wh選択時 |
重量 | 935g | 790g | 916g |
なお店頭販売向けの「LIFEBOOK UH75/C2」は重量が748gとさらに軽いのですが、メモリー容量が4GBと少ないのであまりおすすめしません。購入するなら、CPUやメモリー容量をカスタマイズできるLIFEBOOK WU2/C2をおすすめします。
堅牢性と質感の高いマグネシウム製ボディ
本体カラーとしては、ピクトブラック、アーバンホワイト、サテンレッドの3色が用意されています。ビジネスシーンで利用するなら、もっとも無難なデザインのピクトブラックがおすすめ。プライベート用なら爽やかなアーバンホワイトや鮮やかなサテンレッドもいいでしょう。

カラーバリエーションはピクトブラック、アーバンホワイト、サテンレッドの3色 ※写真はピクトブラック

LIFEBOOK WU2/C2のカラーバリエーション。左からピクトブラック、アーバンホワイト、サテンレッド
ボディの素材には、軽さと強度に優れるマグネシウムが使われています。非常に薄く作られているので強く押すとたわむことがありますが、全体的な堅牢性は高く、安心して持ち運べます。
ちなみにマグネシウムの特徴については、日本マグネシウム協会の公式サイトで解説されています。なかなかおもしろいので、興味のある方はどうぞ。

天板には実用金属としてはもっとも軽い「マグネシウムリチウム合金」を使用

ピクトブラックの天板部分は細かな粒状の模様があるため、ややザラついた手触りです

天板にはパーツの分割線がありますが、デザイン的な違和感はありません

底面部分の素材はマグネシウム

国内生産であることを表わす「MADE IN JAPAN」のプリント。PCリサイクルマークもプリントされています

キーボード面はマグネシウム製。サラサラとした手触りです

液晶ディスプレイの最大角度
薄くてコンパクト
設置面積は幅309×奥行き212.5mmです。A4用紙(幅297✕奥行き210mm)よりも、長辺が1cm強大きい程度。13.3型としては標準的なサイズです。

A4用紙とB5ノートとの大きさ比較

コンパクトで持ち歩きやすく、バッグにも難なく収納できます
カタログ上の公称値では、高さ(薄さ)は15.5mmとされています。ゴム足を含めた実際の厚みを測ったところ、17mmでした。LIFEBOOK WU2/C2は軽いだけでなくスリムである点も魅力です。

ゴム足を含めた高さは実測17mm。非常にスリムです

実際に手に持ってみても、厚みは気になりません
液晶ディスプレイの色と見やすさ
狭額縁&フルHDで作業効率アップ
液晶ディスプレイのサイズは、13.3型(13.3インチ)です。解像度は1920✕1080ドットのフルHD。同クラスのモバイルノートパソコンとしては、標準的なスペックです。

液晶ディスプレイのサイズは13.3型(13.3インチ)で、解像度は1920✕1080ドットのフルHD
液晶ディスプレイのベゼル(枠)が細く、見た目がスッキリとしています。いわゆる「狭額デザイン」と呼ばれるタイプですね。このタイプは余計な枠が見えないぶん、画面に集中しやすいと言われています。フルHDのディスプレイは画面の情報量(表示される文字数)が多いので、作業を効率的にこなせるでしょう。

液晶ディスプレイのベゼル(枠)は左右7.5mmで、上部17mm
フレームの強度が少し不安
検証中に、液晶ディスプレイが歪んでいるように見える場面がありました。実際には歪みではなく一時的に傾いているだけだったのですが、天板を左右のどちらか一方から開くと下の写真のように傾きます。

液晶ディスプレイを左右の端から開くと、少し傾いてしまいます
天板を開く際、片側に力をかけるとフレーム全体が少し反ってしまうようです。天板を中央から持ち上げると傾かないので、ヒンジの固さは均一だと思われます。できる限り、天板の中央を静かに開けるほうがいいでしょう。
映像の色合いは文句なし
液晶ディスプレイの映像は自然な発色で、写真や動画を楽しむのにも向いています。輝度はそれほど高くありませんが、文章作業中心ならちょうどいい明るさです。コントラストも比較的高く、文字がボヤケて見えることもありません。

写真を表示した様子。色合いは自然ですが、画面がやや暗めの印象です

液晶ディスプレイのガンマカーブ。斜め45度の理想的な線を描いており、色のバランスもほぼピッタリ揃っています
眼に優しいノングレアパネル
液晶ディスプレイには、光沢なしのノングレアパネルが使われています。光の映り込みが目立たないので、集中して作業できるでしょう。映り込みは眼精疲労の原因のひとつとも言われているので、眼に優しい点もポイントです。

光の映り込みを抑えるノングレアパネル

写真ではやや暗く写っていますが、映像を斜めから見てもコントラストや色合いはあまり変わりません。視野角は広めです
キーボードの使いやすさ
自然な配列で違和感なし
キーボードは、テンキーなしの86キー構成です。キーピッチ(キーとキーの間隔)は理想とされる19mmで、キートップは14.5mmでした。配列はいい意味で標準的で、違和感がありません。
LIFEBOOK WU2/C2にはオプションで、かな表記なしのキーボードが用意されています。キートップの文字が少ないぶん、見た目がスッキリしていますね。文章をローマ字入力で入力するなら、検討してみてはいかがでしょうか。

LIFEBOOK WU2/C2のキーボード ※かな表記なし

かな表記ありの標準キーボード ※写真は前モデルLIFEBOOK WU2/B1
キーのタイプ感が大きく向上
キーストローク(キーを押し込む深さ)は1.5mmで、ノートパソコンとしては標準的です。しかし前モデルではキーストロークが1.2mmでしたので、0.3mm深くなりました。そのぶんタイプ感は前モデルに比べて大きく向上しています。

キーストロークは約1.5mm

前モデルはキーストロークが約1.2mmでした
キートップは中央でややくぼんでおり、中心を押しやすいようになっています。富士通製ノートパソコンで採用されている「球面シリンドリカルキートップ」と呼ばれる仕様ですね。

キートップが約0.2mmくぼんでいるため、中央部を的確に押せるようになっています
キー入力時のタイプ感は軽いのですが、キーストロークが前モデルと比べて深くなったことで確かな手応えを感じられるようになりました。底打ち感とたわみは、気になるほどではありません。1kgを切る軽さのモバイルノートパソコンのなかでは、かなり上質なタイプ感です。
タイプ音は控えめですが、「カタカタカタ」という音がわずかに響きます。またEnterキーを押したときに「チャキっ」とした音が聞こえますが、全体的に静音性は高い部類です。

電源ボタンはキーボードの右上
誤操作の少ないタッチパッド
タッチパッドは、とてもサラサラとした手触りです。カーソルの追従性は高く、マルチジェスチャーも問題なく利用できました。ちなみに富士通製ノートパソコンでは、タッチパッドのことを「フラットポイント」と呼びます。

タッチパッド(フラットポイント)はボタン分離型
ボタンのクリックは軽めですが、パッド部分とは独立しているため、間違ってクリックしてしまうことはありません。
インターフェースの種類と使い勝手
有線LANやUSB Type-Cに対応
インターフェース(端子類)は、USB3.0(Type-A)×2、USB3.1 Gen1(Type-C)×1、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力の構成です。軽量タイプのモバイルノートパソコンには端子が少ないモデルが多いのですが、LIFEBOOK WU2/C2は端子類が充実しています。

左側面には電源コネクター、HDMI、USB3.1 Type-C、USB3.0、ヘッドホン出力

右側面にはSDメモリーカードスロット、USB3.0、有線LAN、セキュリティースロット
ユニークなのは、引き出し式の有線LAN端子です。端子部分を引き出してから上にスライドすることで、LANケーブルを接続可能。この部分ははめ込み式で、ケーブルが強く引っ張られたときは端子が抜けて本体が落下しないようになっています。

1000BASE-T対応の有線LAN端子は引き出し式

Webカメラは92万画素
スピーカーは音が軽い
スピーカーは底面部の左右に配置されています。実際に音楽を聴いてみたところ、サウンドがだいぶ軽く感じました。音がこもったような感じはあまりないのですが、低音部に迫力がなく、高音部はやや甲高い印象。いかにも”ノートパソコンのサウンド”というのが正直な感想です。スピーカーは動画視聴やビデオチャット向きと考えたほうがいいでしょう。

底面部のステレオスピーカー
指紋センサーを標準搭載
LIFEBOOK WU2/C2は、指紋センサーを標準搭載しています。Windows Hello対応で、あらかじめ指紋を登録しておけばセンサー部分に軽く触れるだけで、すばやくサインインできます。パスワードやPINを入力する必要がないので、非常に便利! ただし指を素早く動かしすぎたりちょっと湿っていたりすると、正しく認識されないことがありました。

スライド式の指紋センサー。指先で軽く触れるだけで、すばやくサインイン可能です
ベンチマーク結果
LIFEBOOK WU2/C2のベンチマーク結果
今回のテストでは、以下のスペックのモデルを使用しました。ベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミングによって大きく変わる点をあらかじめご了承ください。
テスト機の主なスペック
OS | Windows 10 Home |
---|---|
CPU | Core i7-8550U |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD(SATA) |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620 |
ディスプレイ | タッチ非対応 |
ストレージ性能
テスト機で使われていた256GB SSDはSATA接続タイプです。読み込み速度は平均的ですが、書き込み速度がやや遅めでした。512GB SSDを選ぶと超高速なPCIe接続タイプに変わるため、より快適に利用できるでしょう。

256GB SSDのアクセス速度。試用機では東芝のSG5シリーズ(M.2)が使われていました

ストレージのアクセス速度の違い
CPU性能
LIFEBOOK WU2/C2では、Core i3-7130UとCore i5-8250U、Core i7-8550Uが使われています。もっとも性能が高いのはCore i7ですが、そのぶん値段も少々高め。日常的に使うなら、Core i7よりも少し安いCore i5でも十分です。Core i3は値段がさらに安くパフォーマンスがやや落ちるものの、ネットや動画視聴、文書作成などライトな利用には問題なく利用できます。
LIFEBOOK WU2/C2の実機によるテストでは平均値よりもやや低い結果が出ました。しかしこれでも十分高性能です。
※当サイトではCore i3-7130Uの実測データがないため、代わりにCore i3-7100Uの結果を掲載しています。実際にはCore i3-7130UはCore i3-7100Uを少し上回る程度だと思われます。
CPU性能比較(マルチコア)
名称 | CINEBENCH R15スコア マルチコア |
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Core i7-8550U |
|
Core i5-8250U |
|
LIFEBOOK WU2/C2(Core i7-8550U) |
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Core i3-7100U |
|
※そのほかのCPUのスコアは当サイト計測の平均値
CPU性能比較(CPU Mark)
名称 | PassMark CPU Markスコア |
---|---|
Core i7-8550U |
|
LIFEBOOK WU2/C2(Core i7-8550U) |
|
Core i5-8250U |
|
Core i3-7100U |
|
※そのほかのCPUのスコアは当サイト計測の平均値
3D性能
3D性能のテストでは、かなり低めの結果となりました。従来の格安ノートPCよりも性能は高いのですが、ゲームのプレーについてはかなり厳しいと考えたほうが無難です。
3D機能の性能比較
名称 | グラフィックス機能 | 3DMark Fire Strikeスコア |
---|---|---|
Core i7-8550U | Intel UHD Graphics 620 |
|
LIFEBOOK WU2/C2(Core i7-8550U) | Intel UHD Graphics 620 |
|
Core i5-8250U | Intel UHD Graphics 620 |
|
Core i3-7100U | Intel HD Graphics 620 |
|
なお別記事で、メモリー容量を20GB、SSDを高速なPCIe接続の512GBにした場合のベンチマーク結果をまとめています。
25Whバッテリーは駆動時間が短い
駆動時間の公称値は25Whバッテリー搭載時で約8.3時間、50Whバッテリー搭載時で約17時間とされています。そこで25Whバッテリー搭載機で実際の駆動時間を計測したところ、6時間51分という結果でした。
バッテリー駆動時間計測時のテスト条件
- 電源モードは「バッテリー節約機能」
- 液晶ディスプレイの明るさを40%に設定
- 輝度(明るさ)の自動調節機能はオフ
- 無線LANとBluetoothはオン
- ボリュームは50%に調整
- 「BBench」で10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化
- 満充電の状態からテストを行ない、休止状態へ移行するまでの時間を計測

バッテリー残量の推移
このテストは各種メディアでもよく行なわれるのですが、実はバッテリー消費量が少なめです。普通に利用すると、駆動時間が少し短くなる可能性があります。筆者の経験では2~3割短くなることが多いので、実際には5時間前後となるかもしれません。
外出先での作業時間が比較的短かったり、電源アダプターを持ち歩くのであれば、25Whバッテリーでも問題ないでしょう。しかし本体のみで長時間使いたいなら、50Whの大容量バッテリーを強くおすすめします。
本体の熱は気にならない
ベンチマーク中のCPU温度を確認したところ、最大で93度でした。非常に高温ではありますが、同じCPUを搭載したほかのモバイル向けモデルよりは若干低めです。

PCMark 10実行時のCPU最大温度

FF14ベンチ実行時のCPU最大温度
またキーボード面も、それほど熱くはありません。高負荷時ではキーボードの中央がほんのり温かくなる程度でした。キーボード上部の排気口付近は40度以上に達しますが、作業中に熱が気になることはありません。

通常時(左)と高負荷時(右)における、キーボード面の表面温度
ちょっとした作業でも排気音が大きい
簡易騒音計で利用中の駆動音を計測したところ、ネットや文書作成、動画視聴時は非常に静かでした。しかしちょっと高い負荷がかかると、通気口からの排気音がけっこう目立ちます。ファイルを大量にコピーする際やWindows Update実行時にも、駆動音が大きくなりました。内部が高熱になりすぎないための配慮だと思いますが、少し気になります。
駆動音の計測結果(室温20度前後)
電源オフ時 | 36.8dBA | – |
---|---|---|
通常時 | 36.8dBA | ほぼ無音 |
YouTube動画再生時(スピーカーオフ) | 37.2dBA | ファンの回転音がやや聞こえるが、音を再生していれば気にならない |
FF14ベンチ実行時 | 52.5dBA | 排気口からの風切り音がかなり目立つ |
さらに使いやすくなった超軽量モバイル
ということで、今回はLIFEBOOK WU2/C2のレビューをお届けしました。
実は筆者は、前モデルを10ヵ月ほど使い続けています。軽さやパフォーマンスについては文句ナシですが、正直なところキーボードのタイプ感に不満がありました。
しかしLIFEBOOK WU2/C2ではキーボードが大幅に改善され、以前に比べて格段に使いやすくなっています。さらにCPUがデュアルコアからクアッドコアに変わったことで、パフォーマンス面についてもアップグレードしました。本当は前モデルを2~3年使うつもりだったのに、発表会の場で実機を触って購入を決断。まさかこんな短期間で買い換えることになるとは……。

「軽さこそ正義!」という人に激しくおすすめ
他社製モデルと比べると値段はやや高めですが、3年間のメーカー保証とセキュリティー対策ソフト「マカフィーリブセーフ」の3年版が付いていることを考えれば、コスパはそれほど悪くありません。
なにより1kg未満のモデルとしては完成度が非常に高く、国内大手ブランドの安心感もあります。LIFEBOOK WU2/C2は、軽さと品質の高さ、そして安心感を求める人におすすめのモデルです。
LIFEBOOK WU2/C2のまとめ
- 手放せなくなるほど軽い!
- キーボードの使い心地がイイ
- LAN端子のギミックがスゴイ
- 高スペック構成も可能
- 3年間のメーカー保証付き
- 25Whバッテリーは駆動時間が短い
- 排気音が少し気になる
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