
HPの「OMEN by HP 16-c0000(以下、”OMEN 16(AMD)”)」は、16.1インチでフルHDの144Hzディスプレイを搭載するゲーミングノートPCです。CPUはZen3世代で高性能なRyzen 7 5800Hで、GPUにはミドルレンジクラスのRadeon RX 6600Mまたはミドルハイ(アッパーミドル)クラスのGeForce RTX 3070が使われています。重いゲームをじっくり楽しみたい人におすすめの機種です。

OMEN 16(AMD)
ポイント
- 😄 十分なゲーミング性能
- 😄 落ち着きのある筐体
- 😄 ゲーマー向けのキーボード
- 🙄 ディスプレイが少し弱い
- 🙄 駆動音が大きい
この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、デザインや性能、実際の使い心地などをレビューします。

https://komameblog.jp/bargain/omen20220503/
スペック
| OS | Windows 11 Home | 
|---|---|
| ディスプレイ | 16.1インチ 1920×1080 144Hz 7ms 非光沢 タッチ非対応 | 
| CPU | Ryzen 7 5800H | 
| メモリー | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 ※最大32GB | 
| ストレージ | 512GB NVMe SSD ※M.2スロットの空き1 | 
| グラフィックス | RX6600M(8GB) / RTX 3070(8GB) | 
| 通信 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、有線LAN(1000Mbps) | 
| インターフェース | USB Type-C(映像出力対応)×1、USB3.2 Type-A×3、HDMI2.1、Mini DisplayPort、有線LAN、SDカードスロット、ヘッドセット端子 | 
| 生体認証 | なし | 
| サイズ / 重量 | 幅369.2×奥行き248×高さ23mm / 約2.31kg | 
| バッテリー | 6~9時間 | 
本体デザイン

OMEN 16(AMD)の外観。本体カラーはマイカシルバーで、実際には黒に近いダークグレーでした。ゲーミングノートPCとしては比較的落ち着きのあるデザインです

天板は樹脂(プラスチック)製。ブルーのホログラム風エンブレムが印象的

個々のキーが個別に光るPer Key RGBバックライト。標準収録ユーティリティー「OMEN Light Studio」で、色や発光パターンを変更できます

キーボード面はおそらくアルミ製

左右と上部のベゼルは細めですが、下部はかなり太く作られています。ディスプレイ下部を開けて通気性を高めるために、強度が確保されているのでしょう

インターフェース類は左側面に集中しています。周辺機器を接続すると、左側がケーブルでゴチャつくかもしれません

電源アダプターは230Wの丸口タイプ。重さは759g

スピーカーは底面配置。中音域がややこもって聞こえるものの音の解像感が比較的高く、ノートPCとしてはわりと高音質です。ただし高負荷中は駆動音がうるさいのでよく聞こえません

排気口は右側面と背面

キーボード上部にも通気口が設置されています

底面部には大きな吸気口
サイズと重量

本体サイズは幅369.2mm、奥行き248mm

A4ノート(ピンク)とB5ノート(ブルー)とのサイズ比較。16.1インチサイズですが、大きさは15.6インチタイプとあまり変わりません

厚さは実測で23.1mm。最近のノートPCとしてはやや厚い印象ですが、ゲーミングノートPCとしては標準的でしょう

本体背面。底面部のゴム足を含めた設置時の高さは29.4mm。設置するとけっこう厚く感じます

重さは実測で2.329kg。軽くはありませんが、16インチクラスのゲーミングノートPCとしては標準的です
ディスプレイについて

画面サイズは16.1インチで、解像度は1920×1080ドットのフルHD。スタンダードな15.6インチタイプよりも、画面がわずかに大きめです

リフレッシュレートは144Hzで応答速度は7ms。RTX 3070なら競技系FPSで高いフレームレートを出せるので、144Hzはやや物足りない印象です

左は7msのOMEN 16(AMD)で、右は2msに設定した144Hzゲーミングディスプレイ。OMEN 16(AMD)はグレーの部分でやや残像が残っています(白の部分で残像が出ていないのは不明) ※シャッター速度は1/200

応答速度7msは、ゲーム用としてはやや遅め。FPSをやりこんでいる人なら残像を感じるかもしれませんが、カジュアルゲーマーの筆者は特に気になりませんでした

映像は自然な色合い。色域はsRGB 100%とのことですが、個人的には通常よりも色が濃くて鮮やかに感じました(パネルの個体差の可能性があります)

明るさは公称値で300nit。画面は意外に明るく、暗い部分もつぶれることなく映し出されています

リフレッシュレートや応答速度はほどほどで、eスポーツレベルのプレー向きではありません。どちらかと言うと、レイトレーシング対応タイトルや重量級のタイトルをじっくり楽しむのに向いています

HDMIやMini DisplayPort経由でより高スペックなゲーミングディスプレイに接続するのもいいでしょう
キーボードについて

キーボードは日本語配列

テンキーはありませんがゲームで使うことはないので、ゲーム用としてなら問題ありません。無理に詰め込んだ感がなく、特にカーソルキーは非常に使いやすく感じます

キーピッチは横18mm、縦18.7mm。若干縦長に作られており、使い始めのうちは指がやや横にずれてしまうことが何度かありました。慣れれば普通に使えるでしょう

キーストロークは約1.5mm。ノートPCとしては一般的ですが、ゲーミングとしてはやや浅めです。しかし押下圧が重く、手応えはしっかり感じられます

タイプ音は静かです。軽い力で入力してもタクタクと音が聞こえますが、うるさくは感じません。強く叩いてもタッタッタッと聞こえる程度

キーボードは26キーロールオーバーでアンチゴースト対応。キーの組み合わせによっては同時押し認識数が変わるようですが、ゲームを普通にプレーする限りはまったく問題ありません
ベンチマーク結果
試用機のスペック
| CPU | Ryzen 7 5800H | 
|---|---|
| メモリー | 16GB | 
| ストレージ | 1TB NVMe SSD | 
| グラフィックス | RTX 3070 (8GB) | 
| 最大グラフィックスパワー | 115W | 
※ベンチマークテストはWindows 11の電源プランを「高パフォーマンス」に設定した上で、標準収録ユーティリティー「OMEN Gaming Hub」の「パフォーマンスコントロール」で「電源モード」を「パフォーマンス」に、「温度コントロール」を「最大」に設定。さらに電源アダプターを接続した状態で実施しています
※ベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミング、個体差などさまざまな要因によって大きく変わることがあります
CPU性能
CPUとしては、Zen3世代のRyzen 7 5800Hが使われています。マルチコア性能を計測するベンチマークテストでは同じCPUの平均値を下回ったものの、ゲーミングPC向けCPUのなかでは中位クラスに位置しています。ノートPC全体ではかなり高性能な部類で、重い処理でも快適にこなせるでしょう。
CPUの性能差 (マルチコア性能)
| CPU | CINEBENCH R20 CPUスコア | 
|---|---|
| Core i7-12700H | 6511 | 
| Ryzen 9 5900HX | 5025 | 
| Core i7-11800H | 4736 | 
| Ryzen 7 5800H | 4391 | 
| OMEN 16(Ryzen 7 5800H) | 4153 | 
| Ryzen 5 5600H | 3618 | 
| Core i5-11400H | 2992 | 
| Core i7-11370H | 2285 | 
| Core i5-10300H | 2249 | 
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
シングルコア性能を含めたCPUの総合力を計測するテストでは、逆に平均値よりも高い結果が出ています。もしかすると負荷の高いマルチコア性能のテストでは、発熱を抑えるためにあえてパフォーマンスを落としていたのかもしれません。
CPUの性能差 (総合性能)
| CPU | PassMark 10 CPU Markスコア | 
|---|---|
| Core i7-12700H | 27018 | 
| Ryzen 9 5900HX | 24060 | 
| OMEN 16(Ryzen 7 5800H) | 22599 | 
| Ryzen 7 5800H | 22371 | 
| Core i7-11800H | 21458 | 
| Ryzen 5 5600H | 17359 | 
| Core i5-11400H | 16776 | 
| Core i7-11370H | 13075 | 
| Core i5-11300H | 12783 | 
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
グラフィックス性能
グラフィックス機能としては、ミドルハイ(アッパーミドル)クラスのGeForce RTX 3070が使われています。3Dベンチマークテストを行なったところ、DirectX 12のテストではRTX 3070としては妥当な結果が出ました。しかしDirectX 11のテストでは、やや低めの結果が出ています。
最大グラフィックスパワーは115Wで、仕様上の上限である125Wよりもやや低めに設定されています。ややパフォーマンスが抑えられているのは、おそらく本体内部の発熱を抑えるためでしょう。
GPUの性能 (DirectX 12、WQHD)
| GPU | 3DMark Time Spy Graphicsスコア | 
|---|---|
| RTX 3080 | 11612 | 
| OMEN 16(RTX 3070) | 9718 | 
| RTX 3070 | 9707 | 
| RTX 2080 | 9599 | 
| RTX 3060 | 8297 | 
| RTX 2070 | 7660 | 
| RTX 2060 | 5860 | 
| GTX 1660 Ti | 5626 | 
| RTX 3050 Ti | 5207 | 
| RTX 3050 | 4426 | 
| GTX 1650 Ti | 3686 | 
| GTX 1650 | 3178 | 
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
GPUの性能 (DirectX 11、フルHD)
| GPU | 3DMark Fire Strike Graphicsスコア | 
|---|---|
| RTX 3080 | 28274 | 
| RTX 3070 | 25161 | 
| RTX 2080 | 25078 | 
| OMEN 16(RTX 3070) | 22392 | 
| RTX 3060 | 21476 | 
| RTX 2070 | 20037 | 
| RTX 2060 | 15685 | 
| GTX 1660 Ti | 14451 | 
| RTX 3050 Ti | 13528 | 
| RTX 3050 | 11051 | 
| GTX 1650 Ti | 10123 | 
| GTX 1650 | 8758 | 
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
レイトレーシング性能のテストも妥当な結果です。フルHDであれば、タイトルによっては問題なくプレーできるでしょう。
GPUの性能 (レイトレーシング)
| GPU | 3DMark Port Royal Graphicsスコア | 
|---|---|
| RTX 3080 | 7148 | 
| RTX 3070 | 5957 | 
| OMEN 16(RTX 3070) | 5915 | 
| RTX 2080 | 5675 | 
| RTX 3060 | 4909 | 
| RTX 2070 | 4498 | 
| RTX 2060 | 3330 | 
| GTX 1660 Ti | 1487 | 
| RTX 3050 Ti | 585 | 
| RTX 3050 | 537 | 
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
PCを使った作業の快適さ
PCMark10は、PCを使った作業の快適さを計測するベンチマークテストです。一般的な作業を想定しているため、テストでは比較的軽い処理が行なわれています。各テストの傾向としては「Essentials」(一般利用)ではCPUのシングルコア性能やストレージ性能、「Productivity」(ビジネス利用)ではCPUのマルチコア性能とメモリー性能、「Digital Contents Creation」(コンテンツ制作)ではCPUとストレージ、GPU性能が強く影響するようです。
ベンチマークテストの結果は、全体的に非常に優秀です。ただし一般用途やビジネス作業での体感速度は、もっとスペックの低いPCとあまり変わらないでしょう。コンテンツ制作に関してはミドルハイのRTX 3070が使われているぶん、かなり優秀な結果が出ています。しかしパフォーマンスを抑えている or CPUとの相性があるためか、ほかのRTX 3070搭載機よりも、スコアが若干低めでした。
PCMark 10ベンチマーク結果
| テスト | スコア | 
|---|---|
| Essentials (一般的な利用) 目標値:4100 | 9484 9477 8362 9667 9418 10079 10093 | 
| Productivity (ビジネス利用) 目標値:4500 | 9063 6534 8253 8530 7927 8766 8702 | 
| Digital Contents Creation (コンテンツ制作) 目標値:3450 | 9275 5363 6187 8109 8486 10284 10809 | 
※スコアの目安はPCMark 10公式サイトによるもの
比較機のスペック
| ▶Surface Pro 8 | Core i7-1185G7 / 16GB / Iris Xe | 
|---|---|
| ▶Surface Studio | Core i7-11370H / 16GB / RTX 3050 Ti | 
| ▶Inspiron 16 Plus | Core i7-11800 / 16GB / RTX 3050 | 
| ▶raytrek R5-CA | Core i7-10875H / 16GB / RTX 3060 | 
| ▶GALLERIA UL7C-R37 | Core i7-11800H / 16GB / RTX 3070 | 
| ▶Alienware x17 | Core i9-11980HK / 32GB / RTX 3080 | 
駆動音と熱について
標準収録ユーティリティー「OMEN Gaming Hub」の「パフォーマンスコントロール」で「温度コントロール」を「最大」に設定すると、空冷ファンが最大出力で動作します。このときの駆動音はかなり大きく、ヘッドホンを着用したり部屋の外に移動しても聞こえるほどです。音については、妥協できる大きさと性能のバランスを見極めることが必要となるでしょう。
駆動音の計測結果
| 電源オフ | 37.2dBA | - | 
|---|---|---|
| 「自動」待機時 | 37.6dBA | ファンの回転音が少し聞こえる程度 | 
| 「最大」高負荷時 | 57.1dBA | 排気音が非常に大きい。部屋の外からもうっすらと聞こえる程度。ヘッドホンを着用すればBGM再生中は気にならないが、音声が無音だと排気音が聞こえる | 
排気音が大きいのは、内部を冷却するためです。高負荷時のCPU / GPU温度計測したところ、ファンの動作モードが「最大」のときは「自動」に比べて8.7度程度も温度が下がっていました。

CINEBENCH R23を10分間実行し続けた際の、CPU / GPU温度の推移。CPUは「最大」時で平均68.4度、「自動」時で平均77.1度。駆動音は大きいものの、高い冷却効果を期待できます
空冷ファンの動作モードを「最大」に設定すると、キーボード面の温度も抑えられます。高負荷時の表面温度は最大でも30度程度で、手が触れるキーボード面はほとんど熱を感じません。

「CINEBENCH R23」実行中のキーボード面の温度
ゲーム性能
ゲーム系ベンチマークを試したところ、フルHDであればレイトレーシングを有効にした状態でも問題なくプレー可能です。重いゲームでも、設定を落とせば平均100 FPSあたりのなめからな動きで楽しめるでしょう。ほかのRTX 3070搭載機種よりもスコアはやや低いのですが、ゲームで大きな影響がでるほどではありません。
軽い競技系FPSや人気のバトロワ系では、設定しだいで200 FPS以上出ています。しかしOMEN 16(AMD)のディスプレイは最大144Hzまで。200Hzクラスのなめらかさでプレーするなら、ハイスペックなゲーミングディスプレイが必要です。
検証結果まとめ
- ・重いタイトルでも平均60FPSオーバー
- ・レイトレはフルHDなら十分
- ・最低FPSが大きく落ち込むときがある
- ・処理が軽いとFPSが伸びないことがある
- ・FPS系は設定しだいで常時144Hzオーバー
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
FF15ベンチ (重い / DX11)

| 画質 | スコア / 評価 | 
| 高品質 | 8421 / 快適 | 
| 標準品質 | 11870 / とても快適 | 
| 軽量品質 | 13578 / 非常に快適 | 
※スコアが6000以上で「快適」
| GPU | FF15ベンチのスコア目安(高画質) | 
|---|---|
| RTX 3080 | 12484 | 
| RTX 2080 | 9427 | 
| RTX 3070 | 9067 | 
| RTX 3060 | 7792 | 
| RTX 2070 | 7530 | 
| RTX 2060 | 5584 | 
| GTX 1660 Ti | 5605 | 
| RTX 3050 Ti | 4855 | 
| RTX 3050 | 4122 | 
| GTX 1650 Ti | 3801.5 | 
| GTX 1650 | 3472.5 | 
| Iris Xe (Core i7) | 1347 | 
| Radeon (Ryzen 7) | 1027 | 
※スコアは当サイト計測値の平均
FF14ベンチ:暁月のフィナーレ (やや重い / DX11)

| 画質 | スコア / 平均FPS | 
| 最高品質 | 17544 / 128 FPS | 
| 高品質 | 18902 / 139.5 FPS | 
| 標準品質 | 19216 / 143.2 FPS | 
| GPU | FF14ベンチのFPS目安(最高画質) | 
|---|---|
| RTX 3080 | 141.7 | 
| RTX 2080 | 130.8 | 
| RTX 3070 | 126.6 | 
| RTX 3060 | 119.2 | 
| RTX 2070 | 109.1 | 
| RTX 2060 | 90.3 | 
| GTX 1660 Ti | 95.15 | 
| RTX 3050 Ti | 92.5 | 
| RTX 3050 | 76.3 | 
| GTX 1650 Ti | 69.65 | 
| GTX 1650 | 63.05 | 
| Iris Xe (Core i7) | 17.2 | 
| Radeon (Ryzen 7) | 17.9 | 
※スコアは当サイト計測値の平均
ファークライ6(ちょっと重い / DX12)

レイトレ無効
| 設定 | 平均FPS / 最小FPS | 
| 最高 | 80 / 65 | 
| 高 | 86 / 71 | 
| 中 | 92 / 77 | 
| 低 | 100 / 84 | 
レイトレ有効
| 設定 | 平均FPS / 最小FPS | 
| 最高 | 65 / 56 | 
| 高 | 69 / 59 | 
| 中 | 73 / 65 | 
| 低 | 89 / 76 | 
サイバーパンク2077 (重い / DX12)

| 画質 ※DLSS:バランス | 平均FPS / 最低FPS | 
| レイトレーシング:ウルトラ | 60.12 / 32.52 | 
| レイトレーシング:中 | 65.79 / 39.61 | 
| レイトレーシング:低 | 86.57 / 30.85 | 
| ウルトラ | 93.78 / 32.99 | 
| 高 | 104.84 / 43.38 | 
| 中 | 110.3 / 45.29 | 
| 低 | 117.15 / 34.85 | 
| GPU | ゲーム中のFPS目安(最高画質、レイトレオフ) | 
|---|---|
| RTX 3080 | 92.5 | 
| RTX 3070 | 88.875 | 
| RTX 3060 | 77.7 | 
| RTX 2060 | 41.5 | 
| RTX 3050 Ti | 55 | 
| GTX 1650 Ti | 18.2 | 
| GTX 1650 | 16.8 | 
※スコアは当サイト計測値の平均
アサシン クリード ヴァルハラ (重い)

| 画質 | 平均FPS / 低位1% | 
| 最高 | 66 / 48 | 
| 高+ | 70 / 50 | 
| 高 | 74 / 52 | 
| 中 | 86 /65 | 
| 低 | 97 / 77 | 
| GPU | ベンチマークFPS目安(最高画質) | 
|---|---|
| RTX 3080 | 83 | 
| RTX 3070 | 71 | 
| RTX 3060 | 63 | 
| RTX 3050 Ti | 35 | 
| RTX 3050 | 21 | 
| GTX 1650 Ti | 22 | 
| GTX 1650 | 33 | 
※スコアは当サイト計測値の平均
エーペックスレジェンズ 射撃訓練場(中量級)

| 画質 | 平均FPS / 低位1% | 
| 最高画質 | 163.1 / 112.6 | 
| 最低画質 | 258.2 / 155.6 | 
※実際のプレーではこの結果よりもFPSが低下します
レインボーシックス シージ(軽い)

| 画質 | 平均FPS / 最低FPS | 
| 最高 | 232 / 186 | 
| 超高 | 222 / 182 | 
| 高 | 208 / 172 | 
| 中 | 212 / 175 | 
| 低 | 226 / 184 | 
※ゲーム内ベンチマークの結果
CS:GO FPS Benchmark(軽い)

| 画質 | 平均FPS | 
| 最高画質 | 151.62 | 
| 最低画質 | 164.76 | 
※ワークショップ内のマップ「FPS Benchmark」を使用
ヴァロラント 屋外射撃場(超軽い)

| 画質 | 平均FPS / 最低FPS(1percentile) | 
| 最高画質 | 253.5 / 136.1 FPS | 
| 最低画質 | 310.1 / 160.4 FPS | 
※1920×1080ドット、屋外射撃場で武器を使用しながら走り回った結果。実際のプレーではこの結果よりもFPSが10%程度低下します
エルデンリング

| 画質 ※自動描画調整:OFF | 平均FPS / 低位1% | 
| 最高 | 59.9 / 53.9 | 
| 高 | 59.9 / 50.9 | 
| 中 | 60 / 54.6 | 
| 低 | 60 / 55.1 | 
※フィールドを1分間走り回ったときのFPS。上限60FPS
冷却性能は高いが音が大きい

全体的に、パフォーマンスがやや抑えられている傾向が見られました。CPU / GPU本来の性能が発揮されていないものの、ゲーム系ベンチマークを見る限りではミドルハイ(アッパーミドル)クラスとしては十分なパフォーマンスです。ディスプレイのリフレッシュレートが144Hzであることを考えると、それほど高いフレームレートを出す必要ないのでしょう。むしろ熱を抑えることでパーツの劣化を抑えているのであれば、長い目で見るならそちらのほうが有利です。
しかし駆動音の大きさが気になります。PCを長持ちさせるなら内部を十分に冷やす必要がありますが、空冷ファンを常時最大にしているとストレスが溜まりそうです。ファンの動作はある程度抑えた上で、ノートPC冷却台などの熱対策を行なったほうがいいかもしれません。万が一調子が悪くなったときに備えて、購入の際には長期保証への加入をおすすめします。

https://komameblog.jp/bargain/omen20220503/
*
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