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ミドル~ハイエンドクラスのミニPCで使われているCPUの性能差について【2026年7月】

ミドル~ハイエンドクラスのミニPCで使われているCPUの性能差について【2026年7月】

5万円以上のミニPCは、一般的に「ミドルレンジ(中級者向け)」や「ハイエンド(上級者向け)」という区分で分類されています。ミニPCではこのあたり、特にミドルレンジがボリュームゾーンで、さまざまな製品がリリースされている状況です。

ただ、製品があまりにも多い上に、最新機種でも古いCPUが使われていることもあって、どれを選べばいいのかなかなかわかりません。ミニPCを選ぶ際に、CPU選びで混乱した人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ベンチマークソフト「PassMark PerformanceTest」の開発元が公開している統計データを使い、ミドルレンジ~ハイエンドクラスのミニPCで使われがちなCPUの性能差を一覧にまとめました。データは2026年7月時点のものです。購入時の目安として参考にしてください。

 

なお5万円未満の格安ミニで使われているCPUについては、以下のリンクから関連記事をご覧ください。

低価格ミニPCで使われているCPUの性能差について【2026年6月】
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ミニPC向けCPUのベンチマークスコア

スコアは各ユーザーがベンチマークテストを行なった際に、PassMarkのデータベースにアップロードした数値の集計値です。当サイトの計測値ではなく、あくまで参考値と考えてください。

グラフの「ハイエンド」「ミドルレンジ」といったクラス区分は、PassMarkの統計データから算出しました。統計データはミニPCだけでなく、ゲーミングPCなどの高性能な機種も含まれています。

GEEKOM A9 Max 2026レビュー

PassMark PerformanceTest

クラス区分

クラス スコア
超ハイエンド 30,000以上
ハイエンド 27,000~29,999
ミドルハイ 21,000~26,999
ミドルレンジ 15,000~20,999
ミドルロー 8,500~14,999
ローエンド 8,499以下

 

※Ryzen AI Max+ 395搭載機はミニPCというよりも「コンパクトワークステーション」ですが、ミニPCとして認識されていることが多いため、参考値としてグラフに含めました

 

ミニPC向けCPUの性能(総合性能)

CPU PassMark CPU Mark Score
Ryzen AI Max+ 395
※参考値55010
Ryzen AI 9 HX 470
超ハイエンド36917
Ryzen AI 9 HX 370
超ハイエンド35028
Core Ultra 9 285H
超ハイエンド34200
Ryzen 9 7940HS
ハイエンド29840
Ryzen 9 8945HS
ハイエンド29356
Ryzen 7 H 255
ハイエンド28678
Ryzen 7 8745HS
ハイエンド28629
Ryzen 7 7840HS
ハイエンド28374
Ryzen 7 8845HS
ハイエンド28364
Core i9-13900H
ハイエンド27129
Core Ultra 7 155H
ミドルハイ24552
Core i7-13620H
ミドルハイ23336
Ryzen 5 7640HS
ミドルハイ22750
Ryzen 7 7735HS
ミドルハイ22314
Core i5-13500H
ミドルレンジ20947
Core Ultra 5 125H
ミドルレンジ20192
Core Ultra 7 256V
ミドルレンジ19550
Ryzen 5 PRO 6650H
ミドルレンジ18549
Ryzen 7 7730U
ミドルレンジ17222
Core i5-12450H
ミドルレンジ15949
Ryzen 5 7430U
ミドルレンジ15374
Ryzen 5 7530U
ミドルレンジ15048

※スコアはPassMark CPU Benchmarksによる集計値

シングルスレッド性能

前述のテストは、CPUの総合性能を表わしたものです。PassMark CPU Markには単一コアの性能を表わす「Single Thread Rating」という項目があるので、その部分を抜き出してグラフにまとめました。

 

ミニPC向けCPUの性能(シングルスレッド)

CPU PassMark CPU Mark Single Thread Rating
Core Ultra 9 285H
4421
Ryzen AI Max+ 395
4149
Ryzen AI 9 HX 470
4112
Core Ultra 7 256V
4027
Ryzen AI 9 HX 370
3948
Ryzen 9 7940HS
3854
Ryzen 9 8945HS
3821
Ryzen 7 8845HS
3728
Ryzen 7 8745HS
3724
Ryzen 7 7840HS
3720
Core i9-13900H
3704
Ryzen 7 H 255
3701
Ryzen 5 7640HS
3640
Core i7-13620H
3548
Core Ultra 7 155H
3417
Core i5-13500H
3363
Core Ultra 5 125H
3329
Core i5-12450H
3278
Ryzen 5 PRO 6650H
3248
Ryzen 7 7735HS
3247
Ryzen 5 7530U
2992
Ryzen 7 7730U
2933
Ryzen 5 7430U
2919

※スコアはPassMark CPU Benchmarksによる集計値

どのCPUを狙うべきか?

ガッツリ使うならハイエンド

データ処理や小規模な動画編集、複数のソフトを同時に使った作業など、PCを使ってガッツリ作業したい人は、ハイエンドクラス以上を狙うと不満は出にくいでしょう。重いソフトを使わないのであれば、ミドルハイあたりでも十分です。ミドルレンジ帯に関しては、軽めの作業向けと考えてください。ブラウザーを使った作業やオフィスの利用などであれば、問題なく利用できます。

超ハイエンド以上はロマン用途向き

ハイエンドクラスでほとんどの作業を快適に行なえるぶん、超ハイエンドクラスは正直なところが扱いが微妙です。どちらかと言うと、とにかく性能にこだわりたい人のために「ロマン枠」と言っていいでしょう。ベンチマークテストのスコアにウットリしたい人向けで、それはそれで昔から需要のある分野です。

参考値として挙げたRyzen AI Max+ 395については、ローカルAIの実験や検証に向いています。というと実用的な分野かと思われがちですが、ぶっちゃけて言えばここもロマン枠。クラウドAIのほうが高性能でコストが低いなか、それでも将来のためにアレコレしたい人のための機種です。

シングルスレッド性能は参考程度

シングルスレッド性能は、ファイル操作やオフィス文書の編集、ブラウザーの利用などに影響すると言われています。シンプルな作業を行なう場合は、この数値を意識するといいでしょう。ただあくまでも、「同じクラスの機種でどちらか迷ったときの参考値」程度でいいと思います。シングルスレッド性能の差が体感で大きく変わる場面はそうそうないため、総合性能で判断できない場合に参考にしてください。

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記事を書いた人
こまめ

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元PC雑誌編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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