
HPの公式サイトにて、エントリー向けのノートPC『OmniBook 3』の限定モデルが販売中です。通常モデルとスペックは変わらないものの、値段が13~15%程度安く販売されています。ポイントサイトなどの還元は利用できないものの、支払い価格を安く抑えたい人に向いています。

HPの『OmniBook 3』。画像は14インチモデル

左が通常モデルで、右が限定モデル。スペックがまったく同じなのに、値段が1万5190円違います
特に注目したいのが、Ryzen 5 230搭載モデルです。このCPUは旧世代のRyzen 5 8640Uのリネーム版で、2~3年前にはハイエンド系のノートPCで使われていました。現在の水準ではハイエンドクラスではないものの、売れ筋ノートPCで使われているCPUのなかでは、そこそこ高性能な部類に入ります。
ノートPC向けCPUの性能
| CPU | PassMark CPU Mark Score |
|---|---|
| Ryzen 7 250 |
25014
|
| Ryzen AI 7 350 |
24933
|
| Core i7-13620H |
23309
|
| Core i5-13500H |
20917
|
| Ryzen AI 5 340 |
19589
|
| Ryzen 5 230 |
19487
|
| Ryzen 5 7430U |
15294
|
| Ryzen 5 7533HS |
15234
|
| Core i5-1335U |
13861
|
| Ryzen 5 40 |
9373
|
| Intel N150 |
5380
|
※スコアはPassMark CPU Benchmarksによる集計値で、実機の結果ではありません
現在10万円前後のノートPCで使われているのは、Core i5-1355UやRyzen 5 40、Ryzen 5 7430Uあたりが中心です。Ryzen 5 230はそれらよりも高性能で、普段使いからビジネスまで問題なく利用できます。10万円以内のモデルとしては、ある意味で狙い目と言っていいのではないでしょうか。
もっとも『OmniBook 3』はエントリー向け機種のため、筐体や映像の品質面では、高級機よりもやや劣ります。一般的なノートPCと同じレベルだとは思いますが、ハイエンドモデルほどではない点に注意してください。

筐体はプラスチック製

インターフェース構成 ※画像は14インチモデル
キーボードの日本語配列は、比較的ノーマルな構成です。やや窮屈な部分はあるものの、海外メーカー製品のなかでは、Appleについでクセの少ない配列だと思います。

14インチモデルのキー配列

16インチモデルのキー配列
簡易スペック(Ryzen 5 230モデル)
| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| ディスプレイ | 14インチまたは16インチ、1920×1200ドット、62.5% sRGB |
| CPU | Ryzen 5 230(6コア12スレッド) |
| メモリー | 16GB ※メモリー構成は不明 |
| ストレージ | 512GB Gen4 SSD |
| グラフィックス | Radeon 760M(CPU内蔵) |
| 通信 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4 |
| インターフェース | USB Type-C(PD/DP)×2、USB Type-A×2、HDMI、ヘッドホン端子 |
| セキュリティ | 顔認証センサー |
現在は、ノートPCがジワジワと値上がりし続けている状況です。以前なら6~7万円台でしっかり使える機種を購入できたのですが、いまでは最低でも10万円前後となってしまいました。その10万円の範囲内であれば、『OmniBook 3』はほかの機種に比べてCPU性能の面で優れていると思います。
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