レビュー

Fireタブレット(8GBモデル)でFF13を試す 仮想コントローラーの操作がムズい!!

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4月28日に配信開始となったスクウェア・エニックスのゲーム「FINAL FANTASY XIII(以下、FF13)」のアマゾンAndroidアプリ版を、Fireタブレット(8GBモデル)で試してみました。今回はアプリの画質や動き、操作感などについてレビューします。

仮想コントローラーが使いづらい(涙)

FF13をタブレットでプレーする際は、画面上に表示されているボタン類をタッチして操作します。いわゆる「仮想コントローラー(バーチャルコントローラー)」と呼ばれるものですね。

 

一般的には十字ボタンとそのほかのボタンが少々という構成の場合が多いのですが、FF13はアナログスティック付きのゲームコントローラーでのプレーを想定しているので、ボタン類がやたらたくさん表示されます。

 

実際の画面は、こんな感じ。

 

仮想

合計13種類のボタンが画面に表示されています。多いよ!

 

プレーしてみたのですが、キャラとカメラ視点の移動がとても難しく感じました。左右にある長方形の部分をアナログスティック代わりに使うのですが、操作感が非常にわかりづらいのです。

 

アナログスティック

左右の長方形のパッド部分はアナログスティック代わり、左側の円形部分は十字ボタンとして使います

 

アナログスティックのような感覚で中央から端まで「グイッ」と動かすと、あさっての方向に移動します。実際にはパッドの端を押す長さで移動速度を調整できるのですが、そのコツをつかむまでにだいぶ時間がかかりました(涙)。

 

項目の選択には、画面左の十字ボタンが便利。移動用のパッド部分でも操作は可能です

項目の選択には、画面左の十字ボタンが便利。移動用のパッド部分でも操作は可能です

 

操作は慣れれば問題ないのですが、常時インターフェースが表示されっぱなしなのが残念です。ムービーシーンでもそのまま表示されると、没入感が薄れていくような……。これって、消すことができるのでしょうか?

 

プリレンダリングのムービーシーンでも、インターフェースが表示されっぱなしでした

プリレンダリングのムービーシーンでも、インターフェースが表示されっぱなしでした

画質は荒いけど、Fireタブレットなら仕方がない

次は画質について。アプリ版のFF13ではゲームの処理がクラウドのサーバー上で行なわれるため、スペックの低いモデルでも高度なグラフィックスの映像がサクサク動きます。しかしそのぶんシャープさに欠けるのですが、その点を差し引いてもグラフィックスの品質はお見事と言うしかないレベルです。

 

低スペックなFireタブレットでも、サクサク動作。このグラフィックス品質で楽しめるアプリはなかなかありません

低スペックなFireタブレットでも、サクサク動作。このグラフィックス品質で楽しめるアプリはなかなかありません

 

ただしFireタブレットは解像度が1024×600ドットとかなり低いため、映像の粗さが目立ちます。ほかの端末では無線の電波状況がよくないときに画質が荒くなることがありますが(ゲーム映像をストリーミング再生しているため)、Fireタブレットは常時ちょっとだけボンヤリした感じです。

 

映像をよく見ると、細部が潰れていることがわかります

映像をよく見ると、細部が潰れていることがわかります

 

また液晶ディスプレイ自体の明るさやコントラストが抑えられているようで、映像のメリハリが弱い印象を受けました。

 

ただこれはアプリ側の問題ではなくFireタブレット側の仕様ですので、仕方がないことかなと思います。もちろんリアルタイムレンダリングならもっとパキっとしたメリハリのある映像になったんでしょうけれども、Fireタブレットでサクサクと動かすことが不可能でしょう。パフォーマンスを優先するかグラフィックスのクオリティーを優先するかで考えれば、ゲームならパフォーマンスを選択するのはやむを得ないことです(ここまでの映像を見せる必要があるかという話は、また別の議題ということで)。

 

しかしながら、「ボンヤリしている」とは言っても、十分楽しめるレベルです。字幕の文字はかなり鮮明に表示されますので、画面の粗さはあまり気になりませんでした。

 

総合的に考えれば、グラフィックス品質は相当高めです

総合的に考えれば、グラフィックス品質は相当高めです

動作は非常に快適

ゲームの動きの部分については、ほとんど問題ありませんでした。イベントシーンの映像などで若干動きが遅くなる部分はあったものの、ストレスを感じるほどではありません。戦闘シーンもサクサク進みますし、レスポンスとしては非常に良好です。

 

戦闘シーンも(動作的には)サクサク進められます

戦闘シーンも(動作的には)サクサク進められます

 

繰り返しになりますが、Fireタブレットでここまでのゲームを動かすのは相当スゴイことではないかと思います。クラウド上でゲームの処理を行なう技術に、とても感心しました。

Fireタブレット向けとしてはハードルが高め

グラフィックスについてはかなりスゴイのですが、総合的に考えると、ちょっとおすすめしにくいかなというのが正直な感想です。いろいろとハードルが高いんですよね。

 

まずは仮想コントローラーを使った操作性の面。これについては、Bluetooth接続のコントローラーをペアリングすれば解決するかもしれませんが、Fire TVシリーズでは純正以外のコントローラーは対応しなかったので、Fireタブレットでも同様かもしれません。慣れるまで、しばらくストレスを感じながらプレーを進めることになります。

 

つぎに、通信速度の面。快適にプレーするには常時6Mbps以上で接続している必要がありますが、自宅の固定回線向きですよね。LTEやWiMAX回線だとタイミングによって通信速度が大きく低下することがあるので、いつでもどこでもというわけにはいかないでしょう。

 

あとは価格の面。通常価格は2000円で、いまなら30%オフの1400円で購入できますが、上記の点を踏まえた上でこの金額を払うのは厳しいんじゃないかと思うわけです。FF13が好きな人なら、まったく問題ないでしょう。またFire TVやFire TV Stickを大画面テレビに接続してプレーするのは大いにアリです。

 

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こまめ

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