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Altair F-13レビュー!税別7万円台で高コスパな13.3型モバイルノートPCのいいところと気になるところ

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Altair-F13

 

ドスパラ(サードウェーブ)の「Altair F-13」は、13.3型(1920×1080ドット)の液晶ディスプレイを搭載したコンパクトなモバイルノートパソコンです。最大の魅力は、なんと言っても価格が安い点。直販サイトでは税別7万9980円、税込み+送料込みでも8万8538円と、他社製モデルに比べてかなり安い値段で販売されています(7/10時点)。

 

Altair-F13

Core i5+256GB SSD搭載で税別7万円台と低価格が魅力の「Altair F-13」

 

安いと品質もそれなりでは? と思う方もいるでしょう。確かに実際に触ってみて気になる部分はありましたが、総合的に見るとコストパフォーマンスは悪くはありません。10万円を切る価格で最新世代のCore i5を搭載した実用的な性能であることを考えれば、むしろ格安だと言えます。

 

Altair F-13の主なスペック
CPU Core i5-7200(2.50GHz)
メモリー 8GB
ストレージ 256GB M.2 SSD(SATA)
ディスプレイ 13.3型、1920×1080ドット、光沢あり
サイズ/重量 幅327×奥行き220.6×高さ19.6mm/1.35kg
バッテリー駆動時間 約7.7時間

 

そこで今回はメーカーからお借りした実機を使って、Altair F-13の優れた部分とちょっと気になる部分についてレビューします。主なポイントは、以下の表のとおり。モバイル向けの13.3型ノートパソコンを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

Altair F-13のチェックポイント
midashi-osusume midashi-zannnen
Core i5+SSD搭載で税別7万円台 キーボードの配列が特殊
ビジネスにも活用できる高い性能 パーツカスタマイズに非対応
バッテリーが長持ち デザインがやや地味

 

Altair F-13

Altair F-13

税込み8万8538円

※セール中、在庫僅少

13.3型モバイルノートPCって少し高いよね

国内では15.6型のノートパソコンがもっとも売れているわけですが、その次に人気の高いのが13.3型ノートパソコンです。その理由は、11~12型のモデルよりも大きくて使いやすく、15.6型よりも軽量コンパクトで持ち歩きやすいため。特にビジネスパーソンを中心に人気を集めています。

 

13.3型はビジネスシーンでもよく使われるというということで、価格の安さよりも性能やデザイン、持ち運びやすさを重視したモデルが多く見られます。そのため、値段も15.6型やほかのサイズのモデルと比べてやや高め。なかには安いモデルもありますが、よく見るとCPUがCeleronだったりメモリー容量が4GBだったりと、性能面で控えめだったりするケースが少なくないんですよね。

 

筆者はほかの記事でCeleron+2GBメモリーの激安ノートパソコンをおすすめしたりもしていますが、あくまでも”ライトな利用には十分”ということわりをいれた上でのこと。もし自分が仕事で使うなら、CPUはCore i5以上でメモリーは8GB以上、ストレージは256GBのSSDの組み合わせが好ましいと考えています。

 

このスペックだと15万円前後が平均という感じでしょうか。もちろん各モデルにはスペック以外の優れた部分がありますので、値段だけで評価するべきではありません。しかしそうは言っても、10万円以内で実用的に使えるモデルが欲しいというニーズも少なくないはずです。

 

Core i5/8GB/256GB SSD搭載13.3型モデルの相場価格
デル XPS 13 税込み15万0984円
富士通 LIFEBOOK WS1/B1 税込み17万8675円
NEC LAVIE Direct HZ 税込み13万9644円(メモリーは4GB)
日本HP HP Spectre 13 税込み14万2776円
レノボ ThinkPad 13 税込み9万9360円

Altair F-13なら総額8万8538円!

そこでドスパラのAltair F-13というわけなんですが、価格は税別7万9980円(7/10時点でのセール価格)、税込み+送料込みで8万8538円と、他社製モデルに比べて安く購入できます。上記のスペック表にもまとめましたが、CPUはKaby Lakeこと第7世代の最新Core i5でメモリー容量は8GB、ストレージは256GB SSDと十分な構成です。

 

重量はそれほど軽くありませんが、モバイル用途でも通用する重さ。バッテリー駆動時間はカタログ上の公称値で7.7時間とされていますが、実際のテストでは11時間以上もちました(詳しくは後述します)。外出先でもトラブルなく利用できるでしょう。

 

もっとも、ほかのモデルのように極薄だったり超軽量だったり、機能がメチャメチャ充実しているというわけではありません。デザインやパフォーマンス、機能性の面では平均レベルというのが、筆者の正直な感想です。しかし標準的な品質のモデルが、平均よりもずっと安く買えるという点に大きな価値があるのではないでしょうか。

 

altair f13

品質はいい意味で標準的。にも関わらず価格は安いという点が、Altair F-13最大のポイントです

Altair F-13の本体デザインをチェック

前置きが長くなってしまいましたが、ここからはAltair F-13の外観面についてレビューします。

ボディはシンプルなデザイン

Altair F-13はシルバーとブラックの2色で構成された、シンプルなデザインを採用しています。正直な感想を言えば、地味です。普通は天板部分にロゴやエンブレムなどが配置されているものですが、このモデルにはなにもありません。ちょっとさびしい感じもしますが、なにもないほうが好ましいという方もいるでしょう。

 

Altair F-13のデザイン

シルバーとブラックを基調としたシンプルなデザイン

 

ボディの素材には樹脂(プラスチック)が使われています。質感や強度はそれほど高くはありませんが、パソコンではおなじみの素材です。シルバーの部分は極細の線が何本も入ったヘアライン風の加工が施されており、メタリック調に仕上げられていました。その効果もあって、格安モデルにありがちな安っぽさは感じられません。

 

天板部分にはヘアライン加工

ボディの素材には樹脂が使われています。ヘアライン風の加工を施したメタリック調仕上げです

 

底面部

底面部はいかにもノートパソコン的な質感です

 

スピーカー

液晶ディスプレイ下部にはドスパラのPCブランド名「Diginnos(デジノス)」のロゴを配置。キーボード上部にはスピーカーが設置されています

持ち運びが苦にならないサイズと重量

本体の大きさは、幅327×奥行き220.6×高さ19.6mmです。A4用紙(幅297×奥行き210mm)よりふた回り大きいと考えれば、サイズ感をイメージしやすいかもしれません。13.3型モデルとしては、標準的な大きさです。

 

フットプリント

フットプリント(接地面積)は幅327×奥行き220.6mm

 

A4サイズとの比較

A4用紙(幅297×奥行き210mm)とB5サイズノート(幅257×奥行き182mm)とのサイズ比較

 

背面

ゴム足を含めた高さは19.5mm。特別薄いわけではありませんが、ノートパソコン全体のなかでは薄い部類に入ります ※クリックで拡大

 

前面

前面部分は端に向かって徐々に薄くなっています。実際に手にすると、それほどの厚みは感じられませんでした ※クリックで拡大

 

手に持ったところ

13.3型のモバイルタイプとしてはそれほど薄いわけではありませんが、パソコンの全体のなかではスリムなほうです

 

重量はカタログ上の公称値で1.35kg、実測では1.316kgでした。13.3型のモバイル向けモデルとしては、それほど軽いわけではありません。モバイル用途ならできるだけ軽いほうが好ましいのですが、この重さでも許容範囲内という方も多いでしょう。筆者個人としても、持ち歩けない重さではないと思います。

 

Altair F-13の重さ

重量は実測で1.316kg。電源アダプター込みで1.513kgでした ※クリックで拡大

 

片手で持ったところ

片手でも難なく持ち上げられますが、持ち続けるには少々厳しい重さ

 

電源アダプター

付属の電源アダプター

キー配列がやや特殊なので注意

個人的にもっとも気になったのは、キーボードの部分です。Altair F-13では全87キーの日本語配列キーボードを採用していますが、一部のキーがやや特殊な作りになっています。

 

Altair F-13のキーボード

Altair F-13のキーボード

 

ぱっと見ただけでは気が付きにくいかもしれませんが、一般的なキーボードと比べて以下の点が異なります。

 

Altair F-13のキーボードの特徴

  • キーの縦幅が狭い
  • 「¥」キーが左Shiftの隣
  • 「ろ」キーが最下段
  • Enterキー右側に特殊キー

 

横のキーピッチ(キーとキーの間隔)は、実測で19mmでした。十分広くて使いやすいのですが、縦のキーピッチが実測で18.5mmとやや短めです。さらにキー自体の大きさも縦方向だけ短くなっています。そのため普段デスクトップパソコンを使っている筆者は、キーよりも上の場所を押してしまうことが何度かありました。とは言ってもそれは始めのうちだけで、使っているうちに慣れて打ち間違いは減っています。

 

キーピッチ

キーは少し横長になっています。ファンクションキーもかなり小さめ

 

キーボード全体

別の角度から見たキーボード

 

キーボードの余裕

指の横移動はゆったりしていますが、縦移動がやや窮屈に感じました

 

特殊な配列については、ちょっと微妙な印象です。頻繁に使うキーではないのであまり影響ないかもしれませんが、タッチタイピングをマスターしている人だと戸惑うことが度々あるかもしれません。

 

キーボードの配列

「ろ(アンダーバー)」キーが右Shiftキーの左下に配置されているほか、Enterキーの右側に5種類の特殊キーが縦に並んでいます。カーソルキーが逆T字型に並んでいる点は高評価

 

キーボードの配置

「¥」キーが左Shiftキーの右隣。左ShiftキーやESCキー、半角/全角キーもかなり小さめです

 

配列について気になる部分はあるものの、タイプ感は上々です。キーストローク(キーを押し込む深さ、深いほどタイプ感に優れると言われる)は実測で1.5mmと標準的ですが、入力時に「カクっ」とした強めのクリック感があり、ストロークの深いキーボードを使っているような感触です。底打ち感はなく、入力時のたわみも気になりませんでした。

 

キーストローク

キーストロークは実測で1.5mm。入力時に強めのクリック感があります ※クリックで拡大

 

タイプ音はかなり静かです。勢いよくキーを叩けばそれなりの音が聞こえますが、普通に使っているぶんには「タタタタタ」と控えめな音しかしません。ただしキーボード両端の特殊キーでは若干、「カチャカチャ」という高音域のタイプ音が聞こえました。とは言え総合的な静音性は非常に高く、静かなカフェや図書館などで使っても周囲に気を使うことはないはずです。

 

キーボードのリフトアップ

液晶ディスプレイを開くとキーボードが持ち上がるリフトアップ機構を採用しています

 

キーボードの傾斜

キーボードの傾斜はわずかですが、傾斜がつくことでキーボード全体を見渡せる効果があります

 

タッチパッド

タッチパッドの大きさは実測で幅106×66mm。ボタンとパッド部分が一体化したタイプです ※クリックで拡大

リーズナブルでも映像は自然な色合い

液晶ディスプレイのサイズは13.3型で、解像度は1920×1080ドットです。標準ではデスクトップが150%で拡大表示されていますが、見やすさに応じて調整するといいでしょう。

 

液晶ディスプレイ

13.3型で1920×1080ドットの液晶ディスプレイ

 

スケーリング設定

標準ではデスクトップの拡大率が150%に設定されていました

 

映像は鮮やかで、自然な色合いです。他社製モデルと比べて値段が安いので映像品質もそれなりではと思っていたのですが、まったくそんなことはありませんでした。公式にはパネルの種類について明記されていませんが、品質的にはIPS相当だと思います。若干色合いが緑がかっているのとわずかに暗く感じるのですが、映像品質は悪くありません。

 

ディスプレイの発色

ディスプレイの映像は色合いが自然。若干緑がかっているような印象ですが、それほど気になりません。必要に応じて、コントロールパネルの「ディスプレイ」から色合いを調整するといいでしょう

 

映像のコントラスト

コントラストも比較的高めですが、やや暗い印象を受けました

 

視野角

視野角も広めですが、輝度がやや低いので斜めから見たときにコントラストがわずかに落ちています

 

グレアディスプレイ

液晶パネル表面は光沢ありのグレアタイプで、メリハリのある映像が特徴。光の映り込みはありますが、角度を変えて対処すればOKです

拡張性は十分でもパーツのアップグレードには非対応

Altair F-13はインターフェースとしてUSB3.1×2、USB3.1 Type-C、HDMI、SDメモリーカードスロット、ヘッドホン端子を用意しています。端子の数は標準的ですが、USB端子がUSB3.1に対応しているのがポイント。筆者の手元にUSB3.1対応機器がなかったので電源供給能力が向上しただけのUSB3.1 Gen1か、データ転送速度がUSB3.0に比べて2倍の10GbpsとなるUSB3.1 Gen2のどちらかは判別できませんでした。ただ、今後対応機器が増えればメリットがあることは間違いありません。

 

左側面

左側面には電源コネクターとUSB3.1 Type-C ※クリックで拡大

 

右側面

右側面にはSDメモリーカードスロット、ヘッドホン端子、USB3.1×2、HDMI、電源ボタン ※クリックで拡大

 

メモリーカードスロット

メモリーカードスロットはSDサイズに対応。カードを挿入すると、1~2mmはみ出ますが、挿したままでもおそらく大丈夫のはず ※クリックで拡大

 

USB端子

端子同士の間隔はやや狭め。挿し方を工夫しないと、利用できない場面がありました ※クリックで拡大

 

Webカメラ

液晶ディスプレイ上部には有効画素数92万画素(1280×720ドット)のWebカメラ

 

Altair F-13はスペック固定のモデルで、注文時にCPUの種類やメモリー/ストレージの容量を変更できません。「それでも自分でパーツを交換すれば……」と思っていたのですが、内部を確認したところパーツを交換できそうにありませんでした。

 

Altair F-13の底面カバー

Altair F-13の底面カバー

 

Altair F-13の内部

カバーを取り外した状態。取り外しはそれほど難しくはありませんが、破損しないよう注意が必要です

 

ストレージ

2.5インチベイにちょっとムチャな感じでM.2のSSDが配置されています。デュアルストレージも可能かと思ったのですが、SATA接続の端子がないのでおそらくムリ

 

オンボードメモリー

メモリーはオンボードで、スロットはありません。チップにはサムスン製の「K4E6E304EB-EGCF」が使われていました

 

空冷ファン

内部冷却用の空冷ファン

 

エアフロー

エアフローは底面部の通気口から吸気して、背面から排気するようになっています

 

他社製モデルではCPUの種類やメモリー/ストレージ容量などをカスタマイズできますが、Altair F-13はCore i5+8GBメモリー+256GB SSDにスペックが固定されています。性能をアップグレードできないのは少々残念ですが、スペック固定モデルというのが安さの理由なのかもしれません。

バッテリー駆動時間は実働11時間!

カタログ上の公称値では、バッテリー駆動時間は7.7時間とされています。そこで以下の条件で実際の駆動時間を計測してみたところ、11時間25分でバッテリー切れとなりました。公称値よりもだいぶ長く、これだけ駆動すれば普段使いにはまったく問題ありません。

 

バッテリー駆動時間計測時のテスト条件

  • Windows 10の電源プランを「省電力」に
  • 液晶ディスプレイの明るさを40%に設定
  • 輝度(明るさ)の自動調節機能はオフ
  • 無線LANとBluetoothはオン
  • ボリュームは50%に調整
  • 「BBench」で10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化
  • 満充電の状態からテストを行ない、休止状態へ移行するまでの時間を計測

 

バッテリー残量の推移

バッテリー残量の推移

 

ちなみに、Windows 10の電源プランに「超省電力」というプランがあったのでこちらも試してみたのですが、実際には「省電力」よりも1時間程度短い結果となりました。プランの設定を確認してみたところスリープ状態へ移行するまでの時間が短くなっている程度で、特別な処理は行なわれていないようです。駆動時間が短くなったのは、テスト中にバックグラウンドでなにかの処理が実行されていたからかもしれません。

 

電源プランの「超省電力モード」

Windows 10の電源プランに「超省電力モード」という項目があったので試してみましたが、駆動時間が大きく伸びるわけではありませんでした

Altair F-13のベンチマーク結果

ここからは、Altair F-13の各種ベンチマーク結果を紹介します。試用機の主なスペックは以下の表のとおり。なおベンチマーク結果はタイミングや環境などに応じて大きく変わることがある点をあらかじめご了承ください。

 

試用機の主なスペック
CPU Core i5-7200(2.50GHz)
メモリー 8GB
ストレージ 256GB M.2 SSD(SATA)

 

試用機のシステム情報

試用機のシステム情報

 

Windowsエクスペリエンスインデックス(システム評価ツールの結果)
プロセッサ 7.6
メモリ 8.2
グラフィックス 6.2
プライマリハードディスク 8.1

 

「CINEBENCH R15」のベンチマーク結果

CPU性能を計測する「CINEBENCH R15」のベンチマーク結果

 

CINEBENCH R15の結果の目安(「CPU」のスコア)
Core i7-6700HQ 670~680cb
Core i7-6500U 270~320cb
Core i5-6200U 260~290cb

 

ほかのCore i5-7200U機の結果
LIFEBOOK WS1/B1 327cb
XPS 13 321cb

 

Core i5-7200Uの詳細情報

「CPU-Z」によるCore i5-7200Uとメモリーの詳細情報 ※クリックで拡大

 

「CrystalDiskMark」ベンチマーク結果

「CrystalDiskMark」による256GB SSDのアクセス速度

 

ストレージ使用状況

256GB SSDの使用状況

 

ストレージの種類

試用機ではPhisonエレクトロニクスの256GB M.2 SSD「SM280256GPTC15T」が使われていましたが、SSDの種類はマシンによって変わる可能性があります ※クリックで拡大

 

「PCMark 8」の「Home accelerated」ベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Home accelerated」ベンチマーク結果

 

「PCMark 8」の「Creative accelerated」ベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Creative accelerated」ベンチマーク結果

 

上位40%以内の性能

「PCMark 8」で計測されたPCのなかでは、上位40%以内の性能です ※クリックで拡大

 

「PassMark PerfomanceTest 8.0」ベンチマーク結果 ※クリックで拡大

「PassMark PerfomanceTest 8.0」ベンチマーク結果 ※クリックで拡大

 

「PassMark PerfomanceTest 9.0」ベンチマーク結果

「PassMark PerfomanceTest 9.0」ベンチマーク結果

 

ほかのCore i5-7200U機の「PassMark PerfomanceTest 9.0」結果
LIFEBOOK WS1/B1 2998.4
XPS 13 2922.2

 

3DMarkベンチマーク結果
3dmark-001-timespyTime Spy(DX12) 365
3dmark firestrikeFire Strike(DX11,FHD) 902
3dmark skydiverSky Diver(DX10) 3,811
3dmark cloudgateCloud Gate(DX10) 6,137
3dmark icestormIce Storm(DX9) 59,163

 

「GPU-Z」によるIntel HD Graphics 620の詳細情報

「GPU-Z」によるIntel HD Graphics 620の詳細情報

 

ドラクエ10ベンチマーク結果
1280×720ドット 1920×1080ドット
標準品質 9496(とても快適) 7370(とても快適)
最高品質 5165(快適) 3978(普通)

 

FF14ベンチマーク結果
1280×720ドット 1920×1080ドット
標準品質(ノートPC) 4640(快適)※平均38.2FPS 2674(やや快適)※平均21.3FPS
高品質(ノートPC) 3173(やや快適)※平均25.7FPS 1822(設定変更を推奨)※平均14.1FPS
最高品質 2070(快適)※平均16.9FPS 1304(設定変更が必要)※平均9.9FPS

 

ドラゴンズドグマオンラインベンチマーク結果 ※1280×720ドット
低品質 3091(普通)
標準品質 2976(普通)
最高品質 2348(普通)

 

PSO2 EP4ベンチマーク結果 ※1920×1080ドット、5000以上で快適
簡易描画設定「1」※最低画質 30239
簡易描画設定「3」※標準画質 5630

高級機と同等レベルの性能で前世代Core i7搭載機よりも高性能

ベンチマーク結果を見ると、ほかの13.3型Core i5-7200U搭載モデルと同等の結果が出ていることがわかります。パフォーマンス面だけで言えば、15万円前後の高級モデルとほぼ同じ。その意味で、Altair F-13のコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

 

またSkylakeこと第6世代のCore i7-6500Uとも、CPU関連のベンチマークスコアは変わりません。ストレージ性能でやや差がついているものの、総合的にはその差はわずかです。安さとパフォーマンスのバランスで考えるなら、型落ちした前世代のCore i7搭載機よりもAltair F-13のほうが優れています。

 

「PCMark 8」実行時のCPUの最大温度

「PCMark 8」実行時のCPUの最大温度。温度はやや高めですが、パフォーマンスに影響するほどではありません

安くても普通に使えるハイコスパモデル!

ということで、今回はドスパラの13.3型モバイルノートパソコン「Altair F-13」のレビューをお届けしました。繰り返しになりますが、パフォーマンス面で見ればほかの高級モデルに引けを取りません。個人的にはキーボードの配列がやや残念ですが、慣れれば問題なく使えるようになるでしょう。コストパフォーマンスを重視したい方におすすめのモデルです。

 

Altair-F13

コストパフォーマンスの高さではバツグン!

 

CPUにCore i7を選んだり、ストレージ容量を増やしたりすることはできませんが、この性能であれば長期間問題なく活用できるでしょう。さらにセキュリティ対策ソフト「マカフィー・リブセーフ 12ヶ月版」が無料で付属するのもお得ですし、ビジネス利用であればオプションからオフィスを追加するのもアリです。Office Personal Premiumを追加しても税込み送料込みで10万9058円とリーズナブルなのはうれしいですね。

 

なおAltair F-13はドスパラの直販サイトで購入できます。支払い方法や納期などについては、直販サイトの製品ページでご確認ください。

 

Altair F-13

Altair F-13

税込み8万8538円

 

記事を書いた人
こまめ(タカハシリョウ)

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元雑誌・書籍編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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