海外のパソコンメーカー「HP」の公式サイトにて、2025年向けのパソコン福袋が発売されました。機種名は非公開ですが、写真とスペックである程度は特定できます。
概要
販売期間 | 2024年12月26日(木)~2025年1月14日(火)12:59まで |
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販売個数 | ※不明 |
購入条件 | なし |
購入可能個数 | なし |
商品点数 | 13種類 |
価格 | 10万2025円~34万2025円 ※送料無料 |
商品到着 | ※2025年1月6日以降(年末年始の納品スケジュール) |
この記事では対象の福袋全13種類について、解説します。なお予想は外れる場合があるので、あらかじめご了承ください。
●ノートパソコン福袋
ノートパソコン(松):17万2025円
公開スペック
ディスプレイ | 14インチ、IPS、タッチ対応、2.2K(2240×1400ドット) |
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CPU | Ryzen AI 9 365 (10コア20スレッド) |
NPU(AI機能) | 最大50TOPS |
グラフィックス | Radeon 880M(CPU内蔵) |
メモリー | LPDDR5x-7500 16GB ※オンボードのため増設非対応 |
ストレージ | 1TB PCIe Gen4 SSD |
スペックと写真から、これはハイエンドタイプの「HP OmniBook Ultra 14-fd」と考えていいでしょう。
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CPUとして使われている「Ryzen AI 9」は、相当高性能です。このCPUを搭載したノートPCは、普通は安くても22万円前後から。17万円台はかなりお買い得と言っていいでしょう。ただ個人的には、メモリーが32GBでない点がちょっと残念です。
ノートパソコン(竹):14万2025円
公開スペック
ディスプレイ | 14インチ、有機EL、タッチ対応、2.8K(2880×1800ドット) |
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CPU | Ryzen 7 8840HS (8コア16スレッド) |
NPU(AI機能) | 最大16TOPS |
グラフィックス | Radeon 780M(CPU内蔵) |
メモリー | LPDDR5-6400 16GB ※オンボードのため増設非対応 |
ストレージ | 1TB PCIe Gen4 SSD |
これは2-in-1タイプの「HP Envy x360 14-fa(AMD)」だと思われます。重さは約1.39kgで、バッテリー駆動時間は最大10時間30分。
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CPUは十分高性能な上に、画面が非常にキレイな点がポイント。さらに画面が回転する2-in-1タイプで、さまざまなスタイルで利用可能です。そのあたりのバリューを考慮すれば十分アリ。
ノートパソコン(梅):10万2025円
公開スペック
ディスプレイ | 16インチ、IPS、タッチ対応、WUXGA(1920×1200ドット) |
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CPU | Core Ultra 5 125U (12コア14スレッド) |
NPU(AI機能) | あり |
グラフィックス | インテルグラフィックス(CPU内蔵) |
メモリー | LPDDR5x-7467 16GB ※オンボードのため増設非対応 |
ストレージ | 512GB PCIe Gen4 SSD |
これはちょっと大きめのスタンダードタイプ「HP Pavilion 16-af(インテル)」です。重さは約1.79kgで、バッテリー駆動時間は最大11時間。本体カラーはナチュラルシルバー。
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「松」や「竹」のパソコンと比べるとCPU性能はやや控えめですが、普段使いやビジネス作業には十分でしょう。ただ画面の色合いについては、ほどほどの印象です。デスクに置いてじっくり作業したい人向け。
ノートパソコン(梅):10万2025円
公開スペック
ディスプレイ | 16インチ、IPS、タッチ対応、WUXGA(1920×1200ドット) |
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CPU | Core Ultra 5 125U (12コア14スレッド) |
NPU(AI機能) | あり |
グラフィックス | インテルグラフィックス(CPU内蔵) |
メモリー | LPDDR5x-7467 16GB ※オンボードのため増設非対応 |
ストレージ | 512GB PCIe Gen4 SSD |
上記機種の色違いモデル。「HP Pavilion 16-af(インテル)」のスカイブルーモデルで、重さは約1.79kg。バッテリー駆動時間は最大11時間。
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●デスクトップ福袋
デスクトップ(松):19万2025円
公開スペック
ディスプレイ | 27インチ、IPS、4K(3840×2160ドット) |
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CPU | Core Ultra 5 125H (14コア18スレッド) |
NPU(AI機能) | ※あり |
グラフィックス | インテルArcグラフィックス(CPU内蔵) |
メモリー | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
ストレージ | 1TB PCIe Gen4 SSD |
スペックと写真から、これは一体型PCの高級タイプ「HP OmniStudio X 27-cs」だと思われます。ワイヤレスマウスとワイヤレスキーボードが付属。
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HP OmniStudio X 27-cs 製品詳細
最大のポイントは、27インチの4Kディスプレイと32GBメモリーを搭載している点です。大手国内ブランドの製品だと、TV機能やBlu-rayドライブが付いて26万円台から。機能もデザインもスッキリとした一体型が欲しい人に向いています。
デスクトップ(竹):12万2025円
公開スペック
ディスプレイ | 23.8インチ、IPS、フルHD(1920×1080ドット) |
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CPU | Ryzen 7 7730U (8コア16スレッド) |
NPU(AI機能) | ※なし |
グラフィックス | Radeonグラフィックス(CPU内蔵) |
メモリー | DDR4-3200 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
スペックと写真から、これは一体型PCのエントリー(入門)タイプ「HP All-in-One 24-cr(AMD)」だと思われます。ワイヤレスマウスとワイヤレスキーボードが付属。
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HP All-in-One 24-cr(AMD) 製品詳細
エントリータイプのなかでも最上位のモデルで、普段使いやビジネスには十分な性能です。コンパクトなデスクトップPCが欲しい人向け。
デスクトップ(梅):10万2025円
公開スペック
CPU | Core i5-14400 (10コア16スレッド) |
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NPU(AI機能) | ※なし |
グラフィックス | Radeonグラフィックス(CPU内蔵) |
メモリー | DDR4-3200 16GB(16GB×1) |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
これはミニタワー型デスクトップPC「HP Pavilion Desktop TP01(インテル)」です。利用には別途、外付けディスプレイが必要。マウスとキーボードが付属します。
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HP Pavilion Desktop TP01(インテル) 製品詳細
性能的には問題ないものの、価格的にはやや高めの印象です。どうしてもこの色がいい、あるいはHP製がいいという人向け。
●ゲーミング福袋
※2025年初頭に、NVIDIAの新GPU「GeForce RTX 50シリーズ」が発表される可能性があります
ゲーミングデスクトップ(松):31万2025円
公開スペック
CPU | Core i7-14700F (20コア28スレッド) |
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CPUクーラー | 240mm水冷(ARGB) |
グラフィックス | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリー | DDR5-4400 Kingston FURY 32GB (16GB×2) |
ストレージ | 2TB PCIe Gen4 SSD |
スペックと写真から、これはゲーミングPCの「OMEN 35L(インテル)」だと思われます。利用には別途ディスプレイとキーボード、マウスが必要です。
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同構成の他社製品でも、値段はだいたい同じくらいです。パーツカスタマイズには対応していませんが、ゲームに特化したサポートサービス「Cafe de OMEN」を1年間利用できます。
ゲーミングデスクトップ(竹):19万2025円
公開スペック
CPU | Ryzen 5 8500G (6コア12スレッド) |
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CPUクーラー | サイドフロー空冷(ARGB) |
グラフィックス | GeForce RTX 4060 Ti |
メモリー | DDR5-5200 Kingston FURY 32GB (16GB×2) |
ストレージ | 1TB PCIe Gen4 SSD |
上記機種と同型のRyzenモデル「OMEN 35L(AMD)」だと考えていいでしょう。利用には別途ディスプレイとキーボード、マウスが必要です。
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ミドルレンジ向けとしては高性能なRTX 4060 Tiを搭載。Ryzen 4000 / 5000シリーズ搭載機よりも値段は高いものの、Ryzen 8000Gシリーズ搭載機としてはリーズナブルです。
ゲーミングデスクトップ(梅):17万2025円
公開スペック
CPU | Core i7-14700F (20コア28スレッド) |
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CPUクーラー | 空冷 |
グラフィックス | GeForce RTX 4060 Ti |
メモリー | DDR4-3200 16GB (8GB×2) |
ストレージ | 1TB PCIe NVMe SSD |
「OMEN」よりもワンランク下のゲーミングブランド「Victus」シリーズのミニタワー型ゲーミングPC。利用には別途ディスプレイとキーボード、マウスが必要です。
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上記機種よりも値段は安いものの、そのぶんパーツの品質面で劣ります。またマザーボードが独自仕様のため、改造向けではありません。コスパもほどほどで、個人的には上記機種のほうがお買い得な気がします。
ゲーミングノートパソコン(松):34万2025円
公開スペック
ディスプレイ | 16.1インチ、IPS、WQHD(2560×1440ドット)、240Hz、300nit |
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CPU | Core i9-14900HX (24コア32スレッド) |
NPU(AI機能) | なし |
グラフィックス | GeForce RTX 4080 |
メモリー | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
ストレージ | 1TB PCIe Gen4 SSD |
スペックの組み合わせと画像から、これはハイエンドタイプのゲーミングノートPC「OMEN 16(インテル)」だと思われます。重さは約2.44kgで、バッテリー駆動時間は最大4時間30分。
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筐体は大きくて重いものの、パフォーマンスの高さは抜群。同構成の他社製品なら、38万円台からが一般的です。ゲームだけでなく、動画編集やAI処理などにも利用できるでしょう。
ゲーミングノートパソコン(竹):15万2024円
公開スペック
ディスプレイ | 16.1インチ、IPS、フルHD(1920×1080ドット)、144Hz、250nit |
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CPU | Core i5-13500HX (14コア20スレッド) |
NPU(AI機能) | なし |
グラフィックス | GeForce RTX 4050 |
メモリー | DDR5-4800 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 512GB PCIe Gen4 SSD |
これはエントリー(入門)向けのゲーミングノートPC「Victus 16(インテル)」です。重さは約2.3kgで、バッテリー駆動時間は最大4時間。ちなみにほかの福袋パソコンは価格の下4桁が「2025」なのですが、この機種だけ「2024」です。入力ミスでしょうか?
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RTX 4050の性能は控えめで、軽いゲームをカジュアルに楽しみたい人向きです。同クラスの他社製品と比べても、特別安いわけではありません。またディスプレイやキーボードなどの品質は、OMENシリーズよりも劣ります。
ゲーミングノートパソコン(梅):11万2024円
公開スペック
ディスプレイ | 15.6インチ、IPS、フルHD(1920×1080ドット)、144Hz |
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CPU | Core i5-12450H (8コア12スレッド) |
NPU(AI機能) | なし |
グラフィックス | GeForce RTX 2050 |
メモリー | DDR5-3200 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 512GB PCIe Gen4 SSD |
これはエントリー(入門)向けのゲーミングノートPC「Victus 15(インテル)」と考えていいでしょう。重さは約2.29kgで、バッテリー駆動時間は最大6時間。
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Victus 15(インテル) 製品詳細
RTX 2050はエントリー向けのRTX 4050よりも性能が低く、ゲームをガッツリ楽しむためのGPUではありません。エイペックスレジェンズでなら100~120 fps程度は出るかもしれませんが、ゲーム性能についてはあまり期待しないほうが無難です。
●販売は1/14 12:59まで
HPの福袋パソコンは、2025年の1/14 12:59まで販売されています。まだちょっと先のことですし、ビックリするくらいお得というほどでもないので、購入は他社の福袋を見てからでもいいかもしれません。
ちなみにHPでは、過去に福袋のラインナップを追加したことがあります。もしかすると新たな福袋が出てくるかもしれないので、公式サイトをこまめにチェックしてみてください。